元維新・重徳和彦衆院議員は今の維新をどう見る?立憲・国民・維新はまとまれる?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
国民民主党との合流どうする?
MC乙武「将来的には立憲・国民・維新が大きな塊となって自公と対峙するという形を描いていると受け止めたんですけど」 重徳氏「それしかないと思っています」 重徳氏は維新が多くの地方議員を抱え、特に関西では強固な基盤を築いている点に言及し「こういう選挙を立憲民主党も国民民主党もやらなきゃダメ」とコメント。「全国で3党に所属している議員が同じことをやっていけば絶対自民党を倒せます」と語りました。 MC乙武が国民民主党との距離感について問うと「明日にでも一緒になれる」と重徳氏。民主党として政権を運営してきた仲間であるというのがその根拠です。 重徳氏の地元・愛知県は国民の基盤が強いということもあり「政権を担った経験もあるし、だからこそ多少の違いを乗り越えて(中略)シン・民主王国を愛知県に作るというのが私の一番最近の発信」とコメントしました。
ここでMC乙武は政治団体「新政あいち」に言及。その枠組みを介して両党が手を取りやすいベースがあるのではないかと分析します。 ただ、新政あいちは145名の地方議員のうち100名以上が無所属であり、これを1つの枠組みにするには再構築が不可欠であり、しかも立憲と国民の国会議員がその障がいになっていると重徳氏は説明。 重徳氏「そういうのを含めて王国にもう1回しようよ、こんな思いです」 MC乙武「永田町のなかで立憲と国民が手をつなぐハードルが高いんだとすると、愛知の今の枠組みなんかはモデルケースを作りやすい気もするので、そこから広げていくのはすごくアリですよね」 過去には維新の分裂を間近で見てきた重徳氏は、党の分裂の多くは上層部の好悪によるものと考えているとのこと。県連代表となった今は個人の好みに関わらず誰とでも心の距離を近づけていきたい、と語りました。 党の分裂に関連して、MC乙武は2017年の希望の党合流騒動に言及。希望の党が目指す保守系野党にドンピシャだったにもかかわらず、重徳氏は公認を外され無所属で出馬しました。
当時の記者会見で重徳氏は「選挙に勝って公認を外された理由を聞きたい」と語り、そのことで票を伸ばしたのか結果は圧勝でした。 選挙で希望の党は失速。結果的に重徳氏は無所属で会ったことが功を奏し、当選後の会見では「小池さんにぜひお礼を申し上げに行きたい」とコメントしたとのこと。「まだお礼は言えてないんですよね」と話し、MC乙武を笑わせました。