美しいデコルテをあらわにしたドレス姿でレッドカーペットを彩った綾瀬＝東京・有楽町（撮影・加藤圭祐）

国内最大級の映画の祭典「第37回東京国際映画祭」が28日、東京・日比谷エリアなどで盛大に開幕した。 レッドカーペットにはコンペティション部門で審査委員長を務める香港の俳優、トニー・レオン（62）をはじめ、女優の綾瀬はるか（39）、米倉涼子（49）ら国内外211人の豪華スターが登場。 オープニング作品「十一人の賊軍」（白石和彌監督）」にダブル主演する山田孝之（41）、仲野太賀（31）らがトップバッターを飾り、「劇場版ドクターX」に主演する米倉は共演の岸部一徳（77）と腕を組み、笑顔でファンサービスした。 「ルート29」に主演した綾瀬は、同映画祭初参加。ポニーテールに胸元が大胆に開いたブラックドレスに身を包み、「お祭り気分で楽しんで歩きたい」とほほ笑んだ。 フェスティバル・ナビゲーターを務める菊地凛子（43）はセレモニーに出席し、「映画は一つの共通言語で、いろんな国の方とつながれる。ステキなこと」とあいさつ。「―賊軍」の舞台あいさつに出席した山田は「時代劇ですが、現代に置き換えても同じようなことが感じ取れると思います」と胸を張った。 今年は国内外の208作品を上映。最高賞を競うコンペ部門は邦画2作を含む15本が候補入りし、最終日の11月6日に各賞が発表される。