池内紀子が延長の末の判定勝ちで王座獲得「大好きな石川県にもパワーを送りたかった」【Krush】
「Krush.157」(1月28日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合で行われた「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦」で池内紀子(POWER OF DREAM)と麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)が対戦した。試合は延長にもつれ込む接戦の末、池内が判定勝ちを収め、第6代王座に輝いた。 今回のトーナメントは前王者・壽美(NEXT LEVEL渋谷)の引退に伴って行われたもの。昨年10月に準決勝が行われ、池内は真優(月心会チーム侍)からダウンを奪った上での判定勝ち、麻央は鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)と真っ向打ち合い判定勝ちを収め、決勝に勝ち上がってきた。 2人は昨年6月の後楽園大会で対戦し、池内が判定勝ちを収めており、麻央にとってはリベンジマッチだった。
1R、ともにオーソドックスの構え。池内のリーチを生かした前蹴り、ヒザに麻央はワンツーから右ローのコンビネーション。池内の蹴りにパンチを合わせる麻央。池内のハイキックをバックステップでかわす麻央。 2R、池内の右ミドルにワンツーの麻央。池内はヒザを顔面に突き上げる。麻央もワンツーと右ハイ。麻央の入り際にヒザを合わせる池内。池内はボディーストレート、ヒザでボディーを狙う。麻央は左ハイ、ローを蹴り分け。池内も蹴り、パンチを返す。距離を詰めてパンチを放つ両者。池内がパンチで前に出て右ストレートをヒット。 3R、池内の前蹴りに麻央はワンツーからローのコンビネーション。前に出る池内をパンチで迎撃の麻央。池内もパンチ、ヒザを返す。距離が詰まり組み合う場面も。麻央は右ストレート、左ミドル。池内もヒザ、右アッパー。麻央は前蹴り、池内は左右のボディー。池内が距離を詰めてヒザを連打。 あっという間の3Rが終わり、判定は30-30、30-29、30-30と1人が池内のヒザを支持するも延長に。