【動画】大阪府公式ツイッター発信者が「もずやん」に ── 「なんでござる」は任務終了?
大阪府の公式ツイッターの情報発信者が6日、「大阪府広報担当副知事もずやん」に変わった。これまで担当していた「大阪府広報隊長なんでござる」からバトンタッチしたとか。なぜ交代に至ったのか? 担当職員に聞いてみた。
「なんでござる」は未来の大阪へ帰阪
同府広報担当職員によると、「これまで担当していた『なんでござる』は、未来の大阪へ帰るため、もずやんにバトンタッチした」と残念そうに話す。帰る理由については「明らかにされていない」というが、任務を終了したと聞いているという。 「なんでござる」は、10年前に同府が発行している「府政だより」に初登場。以来、当時の同府の橋下徹前知事の背景にある「インタビューボード」に大きく描かれていたこともあるなど、同府民にとってはなじみのキャラクターだった。 先月末に「僕、未来に帰ろうと思うんだ。もうちょっと今の大阪を見てからだけどね@(o´ω`o)@」というつぶやきをしており、昨日の「みんなありがとう。僕がつぶやくのはこれでおしまいなんだ。これからは、もずやんε(^θ^)З がつぶやくから応援してね。アカウントはこのままだよ@(^ω^)@ 」という2077回目のつぶやきを最後に姿を消した。
6日朝から「おはよう!僕、もずやん!」と陽気な投稿が見られた
そして6日朝「おはよう!僕、もずやん!今日から大阪府のお知らせや府庁での出来事をつぶやくねん!みんなよろしくε(^θ^)З」と陽気につぶやく「もずやん」が登場。午後には「みんなお昼は済ませた?午後からも広報担当副知事として頑張るねんε(´>θ<`)З」話す、元気な姿を写真でも披露している。 もずやんも、府民にとってはなじみのキャラだ。というのも、かつては「モッピー」の名で「なみはや国体」向けのキャラとして1993年に誕生。その後、同府がモッピーを一本化して売り出そうとしたところ、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が同名のキャラを商標登録していたことから改名を余儀なくされ、昨年9月に1905件の公募作品から「もずやん」の名が選ばれるなどして話題となった。 同府職員によると、この「もずやん」の登場でフォロワーは約100人ほど増えているという。もずやんは取材に対し「大阪のイメージ、世界中にええものが発信されるように精一杯やったんねん」と答えている。もずやんパワー炸れつとなるか?