住之江区民が地元キャラに「さざぴー音頭」プレゼント。浴衣女子が熱唱/大阪
大阪市住之江区のマスコットキャラクター「さざぴー」の生誕10周年を記念し、同区民らが街の様々な特徴などを歌詞に盛り込んだ「さざぴー音頭」をプレゼント。24日に同区北加賀屋天満宮で行われた夏祭りの特設ステージで歌と踊りが披露され、訪れた多くの区民と音頭を楽しんだ。
住之江区の魅力を歌詞に満載
さざぴーは、同区の花「さざんか」をモチーフにした妖精として、同区30周年を記念した公募で選ばれたキャラクター。今回の音頭は、同区北加賀屋を拠点にアートの魅力を提案するユニット「鞦韆舘(しゅうせんかん)」が、さざぴーが10歳になる記念のプレゼントとして贈ったもの。 作詞・作曲は、鞦韆舘メンバーがイベントで知り合った、通天閣の元気娘ことシンガーソングライターの「むんむ」さんに依頼。むんむさんは、これまでにも、大阪・新世界などの「ゆるキャラソング」をいくつか手がけており、快く引き受けたという。 同区民らから歌詞に使う言葉を募り、イメージや取材を重ね制作。その結果、かもめ大橋や野鳥園、加賀屋緑地や緑木検車場、大阪マラソンゴール地点といった、同区の特徴を盛り込んだ歌詞と明るいテンポの曲調がマッチした「さざぴー音頭」が完成した。
今後は住之江区役所のBGMなどで耳に
夏祭りの特設ステージでは、むんむさんと、さざぴーの着ぐるみ、地元の子どもらが登場して振り付けを交えて音頭を披露。初披露にもかかわらず、客席にいた区民らが「すみええ すみのえ 水のまち」という楽しいテンポを聴いて、自然と踊り出す光景も見られた。 むんむさんは「私は区民ではありませんが、こうして住之江区とご縁を頂いて、かかわることができたことだけでも感謝です」などと話していた。 今後、この音頭は、同区のPR動画や、同区役所でのBGMなどに使われる。