大分空港が自動外貨両替機1台を設置 12種類の通貨に対応、10カ国の言語で操作 案内所での交換は廃止
大分空港(国東市)は、自動外貨両替機1台を設置した。米ドル、ユーロ、韓国ウォン、中国元など12種類の通貨に対応している。総合案内所で交換していた3種類から大幅に増加。県内の観光地は現金払いだけの店も多く、さまざまな国から訪れる外国人観光客に使ってもらう。 両替機は4月下旬から1階到着ロビー出入り口横に置いた。タッチパネル式で、日本語、英語、中国語、韓国語など10カ国の言語で操作できる。1回当たり日本円換算10万円まで取り扱う。 空港ビルを運営する大分航空ターミナルによると、以前は案内所で職員が米ドル、ウォン、ユーロの両替をしていた。両替機の設置に伴い、案内所での交換は廃止した。 同ターミナルは「取り扱える通貨が増えたことで、いろいろな国からのお客さまの利便性向上につながれば」と話している。 両替機の設置者はアクトプロ(東京都)。県内は他に別府市の3カ所(JR別府駅観光案内所、ゆめタウン別府店、トキハ別府店)、大分市のアミュプラザおおいたに置いているという。