従来の保険証新規発行停止で「マイナ保険証」へ本格移行…自宅に届いた“資格情報のお知らせ”とは?「ひも付けした人」「していない人」注意点を解説【news23】
不安もある中進む、従来の保険証の廃止。今後、何が変わり、どんなことに気をつければいいのでしょうか? ■ひも付けした人・していない人 今後は? 藤森祥平キャスター: 皆さんは今、どちらの状況に当てはまるでしょうか。マイナ保険証に関しましては、3つのパターンに分けられるんです。 1.マイナカード有り・保険証ひも付け有り・・・7747万人 2.マイナカード有り・保険証ひも付け無し・・・1702万人 3.マイナカード無し・・・3039万人 パターン1の方はこのマイナ保険証を現場で使ってくださいということですが、パターン2、パターン3の方は従来の保険証を、有効期限をしっかり確認していただきつつ使ってください。今から最長で1年使えます。それぞれ皆さん有効期限は違いますので。まだこれは使えるんです。捨てないでください。 小川彩佳キャスター: ただその有効期限が切れたらどうなるんでしょうか? 藤森キャスター: 今度はまた新しくこういったものが届けられます。パターン2とパターン3の人には保険組合から「健康保険資格確認書」が送られます。従来の保険証と同じように使えます。でもこれも有効期限があって、それぞれ事業者ごとに違うそうなんですが、大体5年とかそういう形なんですね。 小川キャスター: 2つ並べてみると、色が変わっただけなんですね。ほぼ一緒。 藤森キャスター: ややこしいのが、今お見せしました資格確認書とはまた別の書類が、これは今度はパターン1の人に原則送られてくるというものですね。これは「資格情報のお知らせ」といいまして、マイナ保険証に切り替えると、今までの保険証のようにそのカードに保険者番号など書いていないので、これで必要なときは確認してくださいというものなんです。 例えば、現場で使おうと思ったときにシステムエラーなどで利用できませんとなったときに、もしこれを持っているとスムーズに対応できる。ですので、これが届いていない方とか、なくしちゃったという方は、保険組合に言えば再発行もできるそうです。