「熱男塾」の”首位打者”3選手がトレーニングやタイトル獲得時のエピソードを披露!松田宣浩氏も「2024年、大いに暴れて欲しい」と愛弟子にエール
「熱男」の愛称で親しまれ、ソフトバンク、巨人でプレーし昨季限りで現役を引退した松田宣浩氏が、自身のYouTubeチャンネル『松田宣浩の熱男魂!!』を1月20日に更新。宮崎市で行われていた合同自主トレ『熱男塾』の参加メンバー、DeNAの宮崎敏郎、佐野恵太、オリックスの頓宮裕真の3選手とともに、松田氏が打撃論などのトークを展開した。 【動画】球場も沸いた!4回一死一塁、一走の宮崎がプロ初めての盗塁を決めたシーン 松田氏は、今回出演した3選手がいずれも首位打者獲得経験があることを強調しながら、「タイトルは1年間試合に出続けることが最低条件。強い身体を作ることが大事」として、自身が手掛ける熱男塾の目的を紹介。 動画の中では、3選手とも熱男塾での活動に参加してきた感想を述べており、現在35歳の宮崎は「松田さんの背中を10年間見てきた。この自主トレをやれば年齢が上がってもプレーできる」と主張、佐野も「目標は首位打者奪還。強い身体を手に入れたい」と話し、また亜細亜大学の後輩でもある頓宮は「きついです」と素直な言葉を発している。 その中で、「塾長」である松田氏は、今回を含め複数回参加している3選手へ「チームが違っても熱男塾で一緒に練習した繋がりは強い。実績をみても一流のプロ野球選手になってくれている」と表情を緩ませながら「塾長としては涙ものです」と述べ、笑いを誘う場面もみられた。 また、宮崎、佐野、頓宮に対し、「首位打者獲得するために大変だったこと」という質問が投げかけられており、2017年と2023年と2度の獲得経験を持つ宮崎は「メンタルを整えることが一番きつかった。自分だけにフォーカスできない難しさがあった」と振り返った。 さらに2020年の首位打者である佐野は、チームメイトだった梶谷隆幸とタイトル争いを演じたことについて「(同僚との争いが)気になっていた」として、他にも自身がシーズン終盤で怪我により欠場していたことも「ドキドキしていた」と語っている。 昨季パ・リーグ首位打者に輝いた頓宮は、レギュラーを掴んだ最初のシーズンだったとして、「打たないと次の日に出られないと思って、食らいついてやっていた」と心境を明かしていた。 動画の最後では、それぞれが今季へ向け、「優勝するために横浜に残ったので高いところに登りたい」(宮崎)、「昨季、不本意なシーズンに終わったので、納得のいくシーズンにする」(佐野)、「去年より頑張ってレギュラーを獲りたい」(頓宮)などと意気込みを語っている。 そして、各選手の目標を聞いた松田氏は「3人とも熱男塾のメニューをこなしてくれている。僕はこの3人には何も心配していない。とにかく2024年、大いに暴れて欲しい」と言葉に力を込め、“愛弟子”たちにエールを送っていた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]