中盤の補強目指すユベントス、資金調達のため若手FW売却を検討?
ユベントスがU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(20)の売却を検討しているようだ。 【写真】白ベースにグレーとピンクで「モンテ・ローザ」を表現したアウェイユニフォーム 今季はセリエAで15試合を消化して2位につけるユベントス。MFポール・ポグバがドーピング違反、MFニコロ・ファジョーリが違法賭博でそれぞれ長期出場停止処分を受ける不測の事態に陥りながらも、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が見事な手綱捌きを見せて好調を維持している。 それでも、前述した2選手の不在によってチームは中盤の層に不安を抱える状態に。競争力を落とさぬためにもクラブは来年1月の補強を計画しており、マンチェスター・シティのイングランド代表MFカルヴァン・フィリップスらが候補に挙がるが、まずは選手売却による資金調達が必要な状態だ。 イタリア『スカイ・スポーツ』によると、クラブが現在売却を検討しているのはイリング・ジュニアとのこと。期待の若手とされながら今季はセリエAで5試合の出場にとどまる同選手について、クラブは2000万ユーロ(約31億3000万円)前後の移籍金で売却に応じる構えのようだ。 イリング・ジュニアは2020年9月にチェルシーU-18からユベントスU-19へ移籍。昨年12月にプロ契約を結ぶと、昨シーズン終盤にはファーストチーム初ゴールを記録するなど注目を集めていた。
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