ビス打ちや塗装体験 工業高生対象企業説明会 岩手・北上
県内の工業高校の生徒を対象とした企業説明会と職業体験は17日、北上市相去町のウエスタンデジタルスタジアムきたかみで開かれた。協同組合岩手専門職人育成会(千葉琴音会長)が主催して初めて実施し、県内の専門工事業がブースを出展。生徒たちが建設業の基盤を支える専門職に理解を深め、進路選択の一助とした。 同市に本社を置く企業を中心に約20社が参加し、黒沢尻工、水沢工、盛岡工の1、2年生約150人が来場。午前と午後の2部構成で行われ、午前の部で企業説明会、午後には職業体験が行われた。 職業体験ではガラス切断、ビス打ち、足場組み立てなど多彩な業務が用意され、生徒たちはグループで各ブースを巡った。高所作業車、ショベルカーの乗車体験もあり、生徒たちは職人たちのレクチャーを受けながら、仕事のやりがいを肌で感じていた。