「狙うは金メダルかな」クライミング森秋彩がパリ五輪代表に内定
◇IFSCクライミング世界選手権2023 (日本時間12日、スイス・ベルン) スイスで行われているクライミングの世界選手権。複合種目（ボルダー＆リード）に出場した森秋彩選手が3位に入り、パリ五輪代表に内定しました。 【画像】IFSCクライミング世界選手権2023のリード種目で優勝した森秋彩選手 この種目、3位以内に入ればパリ五輪代表に内定が決まる大事な一戦。ボルダーでは、持ち前のバランス力をいかしますが、4課題中1課題の完登にとどまり、決勝に進出した8人中6位と難しい展開となります。 それでも得意のリード種目で巻き返しをはかります。持久力をいかし、ゴール付近まで登った森選手。3位に入り、クライミングでは、日本人で初めてパリ五輪代表内定を決めました。 試合後、森選手は、「パリオリンピックに出るっていう実感はわいてないが嬉しい」と話しました。 また、2週間近く続く大会に帯同してくれた母には「パリオリンピックへのチケットを手に入れられたのはお母さんのおかげ。感謝を伝えたい」とコメントしました。 そして、1年後に行われるパリ五輪については「出るとなったら狙うは金メダルかな」と、力強く意気込みを語りました。
