マクドナルド・京都吉祥院店のアルバイト従業員1人が新型コロナウイルスに感染と発表 大阪のライブにも参加
2月に大阪のライブイベントに参加
日本マクドナルド株式会社は4日、同社公式サイトで、京都吉祥院店のアルバイト従業員1名が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。従業員は2月に行われた大阪のライブイベントに参加したことも発表している。
昨夜に連絡後、営業を中止し消毒作業
同社によると、従業員は50代女性で、3日午後7時ごろ、京都市医療衛生センターから京都吉祥院店のアルバイト従業員1人が新型コロナウイルス感染症の検査の結果、陽性だったとの連絡があったという。その後、同日午後9時に同店の営業を中止。消毒作業を実施したとしている。 また、従業員は2月15日、16両日に行われた大阪市都島区のライブハウスのライブイベントに参加しているという。 同社では「お客様と従業員の安全を最優先し、京都市との協議をもとに調査への協力および同店の営業再開について対応してまいります」とし、引き続き、政府などの発表に合わせ、感染症予防の取り組みを強化していくとしている。
京都市の発表によると、女性は接客、レジ業務で、勤務時はマスク無しだったとされる。勤務日は2月20日、同28日の夜、29日の夕刻から夜間だという。 今月2日にライブハウスの報道を見て本人が心配になり、帰国者・接触者相談センターに電話で相談。その後、帰国者・接触者外来を受診し、3日に陽性反応が出た。 このほか、女性は派遣社員として京都中央信用金庫事務センターで平日フルタイム勤務をしていた。勤務時はマスク着用し、発熱後の勤務は2月25日から同28日だった。 勤務先へは京阪京都交通バス、京都市バス、地下鉄を利用し、その時はマスクを着用していたという。