百田尚樹氏「子宮摘出」発言巡るメディアの拡散にショック「誰1人、元の発言を確認していた人はいません」
作家で日本保守党の百田尚樹代表(68)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身の問題発言について、切り抜き動画のみが拡散されている現状を嘆いた。 【写真あり】 百田尚樹氏、問題発言を街頭演説で謝罪 問題視されているのは、百田氏が8日に行った配信番組内の発言。「これはええ言うてるんちゃうで」「小説家のSFと考えてください」と述べた上で、「女性は18歳から大学に行かさない」「25歳を超えて独身の場合は、生涯結婚できない法律にする」「30超えたら子宮摘出とか」などと、少子化について独自の目線で語っていた。 この発言が物議を醸し、翌9日には「あくまでSF小説としての仮定としての一例としてあげた話。現実にはあり得ないとも断っている」と説明した上で謝罪。名古屋市で行った街頭演説でも「聞いていた人が不快に思うということで発言を撤回して謝罪します」と謝罪していた。 この日は、「私の例の発言に対して取材した10社以上のメディアの記者の中で、私の発言の元動画(わずか3分)を見ていた人は1人もいなかった」と、前後の文脈を理解していた記者がいなかったとして「全員、悪意ある“切り取り”の発信を見て取材に来たのだった。下の動画はその証拠映像」と映像を添えて投稿。 「言っておきますが、この取材の冒頭で私は発言の撤回と謝罪を表明しています」と謝罪した上で、「その後、発言についてさんざん聞かれた後に私から取材陣に対して“私の元動画を見ましたか?”と質問しました」と明かし、「誰1人、元の発言を確認していた人はいませんでした。ショックでした…」と、切り抜き動画のみが拡散されている事実にショックを受けていた。