幸福の画家は幸せだったのか?フランス映画「画家ボナール ピエールとマルト」予告
横浜フランス映画祭2024で観客賞に輝いた「画家ボナール ピエールとマルト」の公開日が9月20日であることが明らかに。予告編と場面写真7点が到着した。 【動画】「画家ボナール ピエールとマルト」予告 第76回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プルミエール部門に正式出品された本作。“幸福の画家”と称される20世紀のフランス人画家ピエール・ボナールと、その伴侶マルトの実話にもとづいた半生が描かれる。「幻滅」のセシル・ドゥ・フランスがマルト、「やさしい人」のヴァンサン・マケーニュがピエールを演じ、ステイシー・マーティン、アヌーク・グランベール、アンドレ・マルコンらもキャストに名を連ねた。 YouTubeで公開された予告の冒頭には、名前も知らぬまま惹かれ合うピエールとマルトが自分の名を明かす様子を収録。その後、2人が破天荒でありながらも創造的な毎日を過ごしていく様子が切り取られていく。しかしマルトへ羨望のまなざしを向けるモデルのルネが現れ、2人の関係にも変化が。中盤では「『幸福の画家』は幸せだったのか?」という疑問が投げかけられる。 あわせて到着した場面写真にはバスタブに横たわるマルトや、ピエールがルネをモデルに絵を描く様子など、ボナールの絵画を彷彿とさせるシーンが捉えられている。 「5月の花嫁学校」のマルタン・プロヴォが監督を務めた「画家ボナール ピエールとマルト」は東京・シネスイッチ銀座ほか全国でロードショー。 (c)2023-Les Films du Kiosque-France 3 Cinéma-Umedia-Volapuk