自民党・石破茂衆院議員登場!派閥の役割とは?議員グループとの違いはどこ?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
石破氏自身が大臣となることについて話を振ると「自分のような人間でも(中略)国家国民の役に立つのだったらそれはやりますよ」と石破氏。 政局の事情ではなく、課題解決のために大臣に就くことを求められることが重要であるとし、「大臣って手段だから。目的じゃないから」と語りました。 水月会は議員グループですが、かつては派閥でした。自民党には安倍派、麻生派、岸田派など複数の派閥が存在していますが、両者の違いはどこにあるのでしょうか。 石破氏は派閥について政策の研究をする政策集団としつつ、実際的にはパーティーによる政治資金の調達と分配、そして閣僚といったポストの配分を要求することが派閥の機能として挙げられるとのことです。
衆院選が中選挙区制で自民党同士で競い合っていたころは国政選挙で支援する組織としての意味合いが強かった時代もありました。 一方、派閥から議員グループになった水月会では、資金集めのパーティーもなければポストの要求もないと石破氏。「ただ勉強しましょうね、あるいは選挙の時になったら助け合いましょうねという。そこが派閥とグループの違いでしょうな」と説明しました。 有権者からすれば、政治家には派閥の力学で動くのではなく、政策実現集団として課題に取り組んでほしいという思いが大半ではないでしょうか。 MC鈴木がその点を踏まえ、水月会メンバーが実力を評価されて入閣することについて「新しいモデルケースとして広がっていかないかと期待しているのですが」と話すと、石破氏もそれに同意。 今回入閣に至った赤沢氏や門山氏の能力や専門性を高く評価しつつ、「農林水産ならこの人だよねって(中略)本当にこの人が今の日本の政治にとって必要だよねっていう、国民が見てもそうだよねっていう人になるような人事ができたらいいと思います」と締めくくりました。