”引退考えていた”《期待の山田高校・穂岐山芽衣選手》全国都道府県対抗女子駅伝に向け最終調整【高知】
高知さんさんテレビ
1月12日京都で全国都道府県対抗女子駅伝が行われます。活躍が期待されている山田高校の選手が練習の大詰めを迎えています。 香美市にある山田高校女子陸上競技部。36年連続で全国高校駅伝に出場し、2024年は14位と健闘した県内屈指の強豪校です。12日に京都で行われる全国都道府県対抗女子駅伝に向けてある注目選手が最終調整をしています。 それが高校駅伝で1区を任されていた3年生の穂岐山芽衣選手です。終盤までトップを快走、区間7位でタスキをつなぎました。穂岐山選手は中学時代から全国女子駅伝に出場していた注目株ですが、中学卒業と同時に引退を考えていました。 穂岐山選手: 「走るのが楽しくなくなってて、負ける怖さっていうのがあって、プレッシャーとかに押しつぶされそうになって、辞めたら解放されるかなと思って、辞めたいなと思っていました」 そんな穂岐山選手に競技を続けるよう説得したのが中2の頃から関心を寄せていた山田高校の永田克久監督でした。 永田克久監督: 「もっとやれるのに、それを何とか伝えられんかなと思いました。レースの度に顔出して、頑張ろうねっていうことを伝えて」 ただ、穂岐山選手は… 穂岐山選手:「めんどくさいなって。しつこいなって」 しかし地道な説得が実り、穂岐山選手は山田高校へ入学。永田監督の指導でタイムも伸び続け、2024年のインターハイ1500mで高校生歴代3位を記録。2024年の国民スポーツ大会の3000メートルでは日本人トップの3位に輝きました。 高校生としては最後の参加となる全国都道府県女子駅伝に向けてひとこと。 穂岐山選手: 「高知県民の方に勇気と喜びを与えられるような粘り強い走りを全員でします。頑張ります!」
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