大谷翔平、4年連続4度目のオールスター選出 ナ・リーグDHでシュワバー抑え得票率63%
ドジャース大谷翔平投手(29)が4年連続4度目でオールスターに選出された。MLBは3日(日本時間4日)、オールスター(17日、アーリントン)のスタメン野手を対象としたファン投票の最終結果を発表。ナ・リーグのDH部門で大谷は得票率63%となり、シュワバー(フィリーズ)の37%を抑えて選出された。過去3年のエンゼルス時代はア・リーグの一員として夢の舞台に立ったが、今年はナ・リーグの主砲として、スター選手との新たな対決が実現する。 【動画】大谷翔平27号、打った瞬間スタンド入り確信 文句なしの特大弾 1次投票では大谷が277万7173票、シュワバーが150万8216票を集めた。大谷は今季打率3割2分、27本塁打、64打点、OPS1・048で、打率、本塁打、OPSはいずれもリーグトップ。シュワバーは打率2割5分、17本塁打、49打点、OPS・820(2日時点)。投手と控え野手は選手間投票などで選出され、7日(同8日)に全選手が出そろう。 21年7月13日(コロラド=1回無失点、2打数無安打) 前日12日にはホームランダービーにも出場し、自身初のオールスターでは1番投手の史上初の二刀流で出場。1回表に先頭打者としてジャーザー(当時ナショナルズ)と対戦し、二ゴロに終わった。1回裏のマウンドでは日本人選手では95年野茂英雄(ドジャース)以来のオールスター先発投手の大役を務め、3者凡退に抑えた。 22年7月19日(ロサンゼルス=1打数1安打1四球) ドジャースの本拠地でド軍エースのカーショーとの対戦が実現した。プレーボール直前にリポーターから意気込みを問われ「ファーストピッチ(初球)、フルスイング!」と予告。初球の外角直球をフルスイングしたが、バットを折りながら中前に運ぶ「渋い」球宴初安打をマークした。ただそれだけに終わらず、直後に球宴14年ぶりのけん制死も許す“オチ”もついた。 23年7月11日(シアトル、1打数無安打1四球)DHだけでなく、選手間投票で先発投手としても選出されたが、シーズンでツメが割れた影響で登板はしなかった。2番DHで出場し無安打に終わったが、オフのFAを控え、スタンドから「Come! to Seattle!(シアトルに来て)」の大合唱が起きた。