「一般社員のままがよい」1位 OKB総研が新入社員調査
【西濃】大垣共立銀行グループのシンクタンク、OKB総研(本社大垣市)は、岐阜、愛知県などの企業・団体の新入社員を対象とした「2024年度新入社員の意識調査」の結果をまとめた。将来就きたい地位で「一般社員のままがよい(一般社員志向)」の回答が28・1%で、「スペシャリスト志向」「管理職志向」を上回り、直近10年の調査で初めてトップとなった。 男女別では、男性は「管理職志向」が28・8%で最も高く、女性は「一般社員志向」が44・0%で最多だった。 上司・先輩との人間関係は「義理を欠かない程度(ほどほど派)」の回答が59・8%でトップ。次いで「プライベートも含めて積極的に(積極派)」は29・7%となった。 働く目的(三つまで選択可)では、トップが「自分の成長のため」で61・4%。次いで「収入を得て安定した生活を送りたい」が56・4%、「収入を得て仕事以外で好きなことをしたい」が47・3%だった。
調査期間は3月29日~4月5日。OKB総研主催の新入社員研修会の受講者801人に無記名方式で実施した。有効回答数は438人で、有効回答率は54・7%。