「四月になれば彼女は」3月22日公開

　佐藤健、長澤まさみ、森七菜が初共演し、川村元気氏のベストセラー恋愛小説を映画化する「四月になれば彼女は」の場面写真10点が一挙披露された。あわせて追加キャストが発表され、橋本じゅん、水澤紳吾、瀬奈じゅん、島かおり、高田聖子が出演していることがわかった。 【フォトギャラリー】「四月になれば彼女は」場面写真10点 　メガホンをとったのは、米津玄師の楽曲「Lemon」などのMVを手掛けた山田智和。本作で長編映画初監督を務め、日本のほか、チェコのプラハ、アイスランドのレイキャビク、ボリビアのウユニで撮影を行った。撮影監督は「新聞記者」「余命10年」の今村圭佑、音楽は小林武史が担当した。主題歌は、藤井風の新曲「満ちてゆく」に決定している。 　4月のある日、精神科医の藤代俊（佐藤）のもとに、かつての恋人・伊予田春（森）から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランド。その後も世界各地から春の手紙が届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生（長澤）と結婚の準備を進めていた。けれど、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然、姿を消す。春はなぜ手紙を書いてきたのか？　弥生はどこへ消えたのか？　2つの謎は、やがて繋がっていく。 　佐藤が主人公・藤代を演じ、謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・弥生役で長澤、藤代の初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る春役で森が共演。初共演となる3人が純愛映画を紡ぐ。 　場面写真には、暗室で現像中の写真を見つめる藤代や、写真を物憂げな表情で見つめる弥生、旅先のアイスランドで空を見上げる春などが写され、それぞれの繊細な表情を見ることができる。さらに、寄り添う藤代と弥生、藤代と春の青春時代、藤代が親友のタスク（仲野太賀）とバーで語らう姿のほか、アイスランドとウユニ塩湖の絶景の中で春が佇むカットもお披露目された。 　追加キャストとして発表された橋本、水澤、瀬奈、島、高田は、愛をさがし求める3人を温かく見守る役どころを担う。橋本は、弥生が勤める動物園の飼育員で、獣医としての弥生をよく知る先輩・北村を演じ、水澤は原因不明の不眠症状に悩み、藤代の元を訪れる患者・桑原に扮する。瀬奈は藤代と弥生が訪れる結婚式場のウェディングプランナー・高橋役、島は末期の病に侵されながらも春が撮る写真に胸を打たれる女性・長谷川綾子役、高田は春の写真の才能に魅了され、患者のポートレイト撮影を依頼する医者・中河玲子役で出演する。 　「四月になれば彼女は」は、3月22日公開。