連続テレビ小説『虎に翼』第43回より

　伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合／毎週月曜～土曜8時ほか）の第9週「男は度胸、女は愛嬌？」（第43回）が29日に放送され、病床の直言（岡部たかし）が寅子（伊藤）に謝罪。これまでの隠し事を次々と明らかにすると、ネット上には「泣いたり笑ったり感情忙しい笑」「感情ジェットコースター」などの反響が巻き起こった。 【写真】明日の『虎に翼』場面カット　闇市で優三（仲野太賀）を思い出す寅子（伊藤沙莉） 　半年近く優三（仲野太賀）の死亡告知書を隠し持っていた直言。彼は医師から栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断される。最愛の夫の死を半年も知ることができなかった寅子は、家族の前でも心を閉ざしてしまう。 　それから直言はみるみる衰弱。自分が長くないと悟ると家族を枕元に集める。直言は、直道（上川周作）と死別した花江（森田望智）に、猪爪家の人間として暮らし続けてもよいし、もし他に“いい人”が現れたならその人と一緒になってよいと告げる。この言葉を聞いた花江は「お義父さん、今する話それじゃないです」と怒りつつ寅子に対して、直言ときちんと向き合ってほしいと訴える。 　直言は深々と頭を下げて、寅子に謝罪。自分を責めながらひたすら謝り続ける直言は、寅子が花岡（岩田剛典）と結婚すればよいと思っていたことを告白。さらに花岡の下宿先を訪れていたことや友人に花岡の実家を見てきてもらったことなども打ち明ける。 　一同が驚く中、止まらなくなった直言は家族に黙って飲みに行ったことや寿司を食べに行ったこと、寅子の娘・優未に高い高いしたときに鴨居に頭をぶつけてしまったことなど、これまでの“隠し事”を次々と謝罪していく。止まる気配のない告白にたまらず寅子が「一生分の懺悔する気？」とツッコむと、ネット上にも「パパ総決算やめてwww」「ぶっちゃけ過ぎて涙が引っ込んだ」「爆笑したけどやっぱり泣いてる」といった声が続出。 　その後、直言が渾身の謝罪の数日後に息を引き取ったことがナレーションで明かされて、第43回が幕を下ろすと「泣いたり笑ったり感情忙しい笑」「泣いて笑って疲れた…」「なにこの感情ジェットコースターな回www」などのコメントも相次いでいた。