『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』主題歌をaikoが担当 平次と和葉が抱き合う新予告も
4月12日に公開される劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』の主題歌をaikoが務めることが発表され、あわせて新予告映像が公開された。 【写真】主題歌を務めるaikoのアー写 原作コミックスは104巻を超え、全世界で累計発行部数2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1000回を超えた『名探偵コナン』。2023年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影（くろがねのサブマリン）』は、興行収入138.3億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新した。劇場版シリーズは、累計興行収入が1180億円を超えている。本作は、そんな劇場版『名探偵コナン』27作目となる。 今回の舞台は、北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が。なぜビッグジュエルと呼ばれる宝石を追い求めるキッドが函館にある刀を狙うのか。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンがキッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて……。北海道をこよなく愛する大泉洋がゲスト声優として出演することも決定している。 本作の主題歌を務めるのは、1998年のメジャーデビュー以降、「カブトムシ」「花火」「ボーイフレンド」などのシングルが次々と大ヒットを記録し、2023年11月には自身44枚目となるシングル「星の降る日に」をリリースしたaiko。新曲のタイトルは「相思相愛」となり、本作が『名探偵コナン』との初タッグとなる。 今回のオファーについてはaikoは「驚きと共にめちゃくちゃ嬉しくて毎日本当に頑張れました」と大喜びの様子で、「工藤くんが昔『言葉じゃなきゃ伝わらない事もあると思ってよ』と言っていましたが、音楽じゃなきゃ伝わらないこともあると信じて歌います」と、新一の名セリフも引用しながらコメントを寄せた。 公開された新予告では、日本刀を狙うキッドと、そんなキッドを追い詰めた平次と屋上で繰り広げられる日本刀バトルが映し出されている。ダイナミックなアクションの中で、いつでも余裕の笑みを絶やさないキッドが初めて見せるような追い詰められた表情を見せる。そして明らかになったキッドの素顔を見て驚く平次は「お前……その顔」というセリフを言うが、今回の劇場版で明かされるという“キッドの真実”とどう関係するのか。その後も、街を巻き込んだ爆発や車に追われるコナン、平次と狐面をつけた謎の人物の鍔迫り合いなどが映し出されていく。 2003年公開の劇場版『名探偵コナン 迷宮の十字路』を彷彿とさせるような満開の桜の中で敵に囲まれる平次といったシチュエーションに加え、五稜郭、畳に残された赤い星、キッドが狙う“星稜刀”によって残された星形の血痕と“星”にまつわる謎を匂わせる映像が切り取られている。そして、ラストには函館山山頂から見える100万ドルの夜景の前で向かい合って抱き合う（!?）平次と和葉の姿が。予告編ではaikoの主題歌「相思相愛」も聴くことができる。 さらに、3月1日から前売券の発売が決定。劇場限定の特典として、全国合計15万人に、青山剛昌が描き下ろしたティザービジュアルと、メインビジュアルが両面に印刷されたオリジナルクリアファイルが配布される。 なお、5月4日に株式会社タカラトミーから発売予定の「名探偵コナントレーディングカードゲーム」シリーズより、【限定カード 服部平次＆怪盗キッド】がセットになることも決定している。 ■コメント ・aiko 昨年のツアー中に主題歌のお話を頂き、驚きと共にめちゃくちゃ嬉しくて毎日本当に頑張れました。 制作スタッフの皆さまが「自由に作ってほしい」と言ってくださったお陰でこの曲が生まれました。 大切な人を想う一心で書いた「相思相愛」です。 工藤くんが昔「言葉じゃなきゃ伝わらない事もあると思ってよ」と言っていましたが、 音楽じゃなきゃ伝わらないこともあると信じて歌います。 ・近藤秀峰、汐口武史、岡田悠平（プロデューサー） まずは、今作の主題歌をaikoさんに担当して頂けたことが本当にうれしいです！ aikoさんの生み出す柔らかくて鮮烈な感情が、名探偵コナンの世界に新たな彩りを与えてくれると確信していましたが、楽曲が完成するとさらに……！この素敵な楽曲「相思相愛」があのシーンでみなさまのお耳に届くことを思うと、今から胸のドキドキが止まりません。 一つ一つの言葉、一音一音を大切に届けたいと思います！
リアルサウンド編集部
