《何が足りないのか!緊急インタビュー》高知ユナイテッドJ3昇格に向け、まさかの足踏み
高知さんさんテレビ
栃木市から: 「サッカーにかけてます!栃木シティにかけてます!よろしくお願いします!勝つのは俺たちだ!」 高知市から: 「ぜひとも勝ってもらいたいです。2ー0で高知ユナイテッドが勝つ試合を期待してます」 2986人の観客が詰めかけた春野陸上競技場で、JFL首位を走る高知ユナイテッドは2位の栃木シティと対戦。序盤、ユナイテッドはいきなり見せ場をつくります。しかし、得点とはなりません。すると前半30分。先制点を奪われます。さらに39分にも追加点を許してしまいます。 後半もシュートを放つものの、決定力に欠けるユナイテッド。優勝を占う大一番で0対2で敗れ、2位・栃木に勝ち点1点差にまで詰め寄られました。 首位を独走していた高知ユナイテッドがまさかの足踏み状態です。「Jリーグ昇格に向けて足りないものは何か」観客に緊急インタビューを行いました。 高知市から: 「トップの決定力をもうちょっと上げてもらったらいいかなと思います。アイゴッソの時から応援してますのでぜひ高知からJ3昇格を願ってます!」 新谷聖基選手の弟: Q足りないもの「気合いです!声もないし、気持ちが足りないから、もっと気合いをいれないと勝てないなと思うからです!弟として見て悔しかったけどお兄ちゃんがかっこよかった!」 南国市から: 「最後まで決めきる力だと思います。前線へボールをつなぐことはできているんですけど、最後はシュートで終わるような形をぜひもっていってほしいなと思います。それだったらJ3に上がれます!」 Q足りないもの 「攻め力!点があんまり決められていないので、もうちょっと攻めた方がいいなと思いました」 高知市から: 「最後まで諦めない気持ち。本当に最後までボールを追いかけてほしいです」 ファンの口から次々と飛び出したユナイテッドの「決定力不足」。この発言を検証してみます。 開幕から7月までの前半戦ユナイテッドは1試合平均で1.6得点以上。奪った得点を打ったシュートの数で割る形で算出したシュートの決定率はおよそ17%でした。 しかし、9月1日の試合以降、1試合平均で0.5得点、シュートの決定率はおよそ6%と3分の1近くまで激減。数字のうえでもユナイテッドの決定力が欠けていることが明らかです。 6日の試合をみても、両チーム打ったシュートはともに12本でしたが、栃木が2得点なのに対しユナイテッドは無得点。選手自身も決定力不足を自覚しています。 新谷聖基選手: 「相手はやることが徹底していたので、そういうところで失点をして、僕たちは得点チャンスなかなか決められなかったので、最後のクオリティという部分で差が出たのかなと思います」 吉本岳史監督: 「自分たちの良さの“奪ってから前に向かう姿勢”がほぼほぼなかった。相手がプレッシャーに感じたのか、前に行ける状況でも後ろに下げてしまっていた。そこでミスがつながって相手の脅威になれなかった。というところに関しては成長しなければならない場面かなと思います」 それでもファンは熱い声援を送り続けます。 高知市から: 「相手が強かったです!(栃木との勝ち点)1点差になったけど、まだまだいけると思うので頑張ってほしいです。とりあえず勝ってほしい!ゴール!」
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