浜松まつり開幕 大凧、空高く 5年ぶりの「完全開催」 会場にぎわう
浜松まつりが3日、浜松市中央区の凧(たこ)揚げ会場で開幕した。子どもの成長を願う多数の大凧が、爽やかな青空に舞い上がった。5日まで、凧揚げ合戦や華やかな御殿屋台の引き回しなどを繰り広げる。 3日午前10時、開会とともに各町の凧印が描かれた凧が一斉に揚がった。威勢のよいラッパや太鼓の音が会場に響き渡った。
飲酒禁止制限が撤廃され、5年ぶりの「完全開催」となる今年は172町が参加している。凧揚げ会場には法被を着用した町衆や見物客らが詰めかけ、熱気に包まれた。 凧揚げ合戦は各日午前10時~午後3時。市中心部での御殿屋台引き回しは各日午後6時半~9時。初日は午後5時15分から吹奏楽パレードも行う。