レスリング金・藤波朱理 試合当日にしか聴かない勝負曲 パリ五輪でも愛聴「決勝の前にも聴いてゾーンに」
パリ五輪レスリング女子金メダルの藤波朱理(21=日体大)が、1日放送のフジテレビ系「アスリートの魔曲 あの勝利にはあの音楽があった」(後4・05)に出演し、試合当日にしか聴かない“勝負曲”について明かした。 アスリートのパフォーマンスに影響を与えた音楽を“魔曲”と名づけ、出演アスリートたちと音楽とのエピソードをひもとく番組。藤波が挙げたのは、サザンオールスターズの「東京VICTORY」だった。 同曲は14年に発表され、21年の東京五輪を意識した歌詞になっている。藤波は「試合前に、試合の当日に聴く曲で。というか、試合当日しか聴かない。試合の日だけ聴くというのを決めていて、普段は聴かないようにしている」と明かし、出演者たちを驚かせた。 戦いの舞台に立つ自分の体に、自然と入り込んだ曲だという。きっかけについて聞かれると、「自分も分からないんですけど、小さい時に試合会場とかでかかっていて、自然とその曲を聴くと試合のモードになれるなと、だんだん思い始めて。そこから、試合前はこれを聴いて、気持ちを上げていくルーティーンになります」と説明した。 また「試合と1回戦、2回戦の間に少し食べる時とかにも聴いたり」と聴くタイミングも説明。53キロ級で金メダルを獲得したパリ五輪でも「決勝の前にもこれを聴いてゾーンに入ったりしました」と明かした。