正しい花街文化を国内外に、京都 祇園甲部、資料館が開館
京都五花街の一つ、祇園甲部で「祇園 花街芸術資料館」(京都市東山区)が開館し、メディア向け見学会が17日行われた。京舞鑑賞や、舞妓や芸妓との記念撮影ができるのが特長。芸舞妓が実際に使う品々を詳しく紹介するなど、国内外に花街文化の正しい姿を発信する狙いがある。 着物や扇のほか、毎月変わるかんざしや化粧道具などを展示。花街の習わしなどを解説するパネルもある。 館内にある舞台では1日4回、京舞を披露する。入館者がスマートフォンなどで芸舞妓と一緒に記念写真が撮れる時間も設けられている。 開館は午前11時~午後8時。水曜や公演期間中などは休館。入館料は一般1600円など。