小千谷市議会〝病院存続〟県に要望 巨額赤字のJA県厚生連病院【新潟】
巨額の赤字を抱えるJA県厚生連病院が運営する小千谷総合病院について、地元の市議会が存続に向け財政措置などを県に要望しました。 【動画】小千谷市議会〝病院存続〟県に要望 巨額赤字のJA県厚生連病院【新潟】 16日午前中、小千谷市議会のメンバーが県庁を訪れ、意見書を提出しました。JA県厚生連病院は巨額の赤字により、来年春には運転資金が枯渇する見通しが示されています。 小千谷市では、厚生連が運営する小千谷総合病院が医療の中核を担っているとして、産科や小児科などの医師と看護師の確保に加え、緊急的な財政措置を求めました。 ■小千谷市議会 上村行雄議長 「今後、小千谷総合病院が存続できるのか不安の声がたくさんある。(Q.市としての財政支援は?)行政側と調整の中でそういう方向が出れば、我々は前向きに協議したい。」 小千谷総合病院では2023年140件あった分娩が、2024年は120件ほどに減る見込みで「分娩機能の停止も身近に迫っている」としています。