【写真：Getty Images】

　23-24シーズンを8位と屈辱的な結果で終えたマンチェスター・ユナイテッド。来季本格的な復権を果たすために、攻撃陣の抜本的な入れ替えを目論んでいるようだ。英メディア『TEAM TALK』は、ユナイテッドが獲得に動く可能性のある選手と資金を捻出するための放出候補について現地時間24日に報じている。 【動画】マンチェスター・ユナイテッドの逸材が決めたスーパーゴール！ 　同メディアによると、ユナイテッドは前線の選手を全面的に刷新したいと考えており、「攻撃陣の再建で3人投入、3人退場を目論んでいる」と前置きした上で、獲得と放出候補の選手について伝えていた。 　獲得候補の筆頭として名前があがっていたのが、セリエA・ボローニャに所属するジョシュア・ザークツィーだ。同選手は、今季リーグ戦34試合に出場して11ゴール4アシストをマークしている。さらに、リーグアンのリールに所属するFWジョナサン・デイヴィッドの名前もあがっていた。同選手はリーグ戦34試合に出場して、19ゴール4アシストをマーク。カナダ代表として出場しているコパ・アメリカでも2試合1ゴールを記録している。 　さらに、報道では、ユナイテッドがローマに所属するパウロ・ディバラ獲得にも関心を示していると報じていた。ディバラ獲得に動く理由として、「ディバラほどの実力を持つ選手を非常に低い移籍金で獲得できるチャンスを見逃すべきではない。レッドデビルズが擁する天才の卵と言える攻撃陣に彼は必要な素質を持っていると見られており、クラブが獲得を推し進める可能性はある」と、若い選手の多い攻撃陣の中に、経験豊富な同選手を加えるメリットが大きいことを強調していた。 　一方で、大規模な補強に動く場合、クラブは何人か選手を放出する必要がある。同メディアは、「メイソン・グリーンウッド、マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョの3人が全員移籍になるだろう」と、現在クラブに所属する攻撃陣のうち3人が放出されることになるだろうと述べていた。