【オリックス】日本代表でもエース目指す23歳左腕が曽谷と「侍競演」宣言 「2人で15勝ずつ、30勝できれば」
オリックス・宮城大弥投手(23)が21日、同僚の曽谷龍平投手(24)と「侍競演」を誓った。チーム最多の7勝を挙げた2人は、大阪市内でトークショーに参加。球団OBで侍ジャパンの投手コーチに就任する能見篤史氏(45)と掛け合い、新たな目標が芽生えた。 「チーム内で(活躍し、日本代表へ)行ければ。多ければ多いほどいいチーム。そのままチームを背負っていければ、ベストかなと思います」。宮城は世界一を奪還した23年のWBCメンバー。当時はオリックスから山本、山崎颯、宇田川と、4投手も選出されている。 来年3月の強化試合を経て、26年にはWBCが待っている。日本代表でもエースを目指す23歳は「また(WBCで)優勝したい。ケガをせず、やるべきことをやって呼ばれたい」と強調。1学年上の曽谷にも「2人で15勝ずつ、30勝できれば」と呼びかけた。 ともにドラフト1位の左腕。「もう、付いていきます…」と控えめだった曽谷は、右手首手術から既に2度のブルペン投球。「呼んでいただければ、ぜひとも」と日の丸にふさわしい存在になるつもりだ。まずはリーグ5位からの覇権奪還へ。両左腕が互いを刺激し、上り詰める。(長田 亨)
報知新聞社