SNSからイベントまで、あらゆるコンテンツの考え方を学ぶ 「WWDJAPAN」のワークショップ2024年第二弾
「WWDJAPAN」は8月、「コンテンツマーケティング講座」を開催した。これは、SNSの投稿やオウンドメディアの記事から、ポップアップやイベントまで、全てを「コンテンツ」と捉え、これらを企画、実行、そして検証する思考法を学ぶもの。会場にはSNSから広報・PR、そしてマーケティングの担当者が集まり、2日間・全4コマでワークショップ形式の講座に臨んだ。 【画像】SNSからイベントまで、あらゆるコンテンツの考え方を学ぶ 「WWDJAPAN」のワークショップ2024年第二弾
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1限目
“読んでもらえない“時代の振り向きたいコンテンツとは?
1限目は、「WWDJAPAN」の八木由希乃・編集制作マネジャーが登壇。ラグジュアリーからマスブランドまで数々のクライアントとのタイアップを企画・制作してきた経験から、媒体らしさとクライアントの意向を両立、つまりブランドらしさと売り上げなどのビジネス的な効果を兼ね備えたコンテンツの企画法や生み出し方を伝授した。
八木は、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のエンターテインメント事業への進出や、「ユニクロ(UNIQLO)」のフリーマガジン「LifeWear マガジン」に代表されるよう、「企業やブランド自体がコンテンツ制作を担う流れが加速している」と、コンテンツマーケティングの重要性を説明。一方YouTubeの有料会員数が1億人を突破するなど、メディアを取り巻く状況は厳しくなっていることを踏まえ、「読者には“読んでもらえない“と肝に叩き込む」ものの、「それでも振り向いてもらうには、求められる“らしさ“の追求が重要」と訴えた。その代表例として挙げたのは、「WWDJAPAN.com」における「ティファニー(TIFFANY)」とのタイアップ。このタイアップは、スタイリストが訴求する商材をスタイリングしたいと思うモデルを指名するという企画。結果コンテンツに滲み出たスタイリングの多様さと、ファッション性が“「WWDJAPAN」らしさ“であり、ユーザーからもクライアントからも反響が大きかったことを伝えた。また、こうした発想を近年はイベントや、その中のコンテンツにも応用しており、そのノウハウについても説明した。