JR大阪駅・時空の広場でOSAKA健活１０オフィシャルソングをダンスを交えて披露した丘みどり（中央）

　演歌歌手の丘みどりが１０日、ＪＲ大阪駅・時空の広場で、大阪府が推進する健康寿命延伸活動「健活１０」のイベントにゲスト出演。「ＯＳＡＫＡ健活１０オフィシャルソング」の「自分史上最高＜Ｇ．Ｏ．Ａ．Ｔ．＞の明日へ」を、ダンスを交えて楽しく披露した。 　丘は関西出身（兵庫・姫路市）で、同イベントのオファーに「関西の方もたくさんの歌手の方がおられるのでうれしい」。来年、演歌歌手としては２０周年を迎えるが「コンサートでも『３０、４０年…と歌い続けていくので、皆さんも４０、５０年と長生きしてください』とお話しをしているので、この歌の振り付けを覚えていただき、健康づくりの一歩にしてください」と、世界的ダンサーのケント・モリ氏が振り付けを担当した同曲をＰＲした。 　「健活１０（テン）」は食事、睡眠、検診の重要性など１０の目標項目が掲げられているが、丘は「私はほとんどやっています」と胸を張った。特に「ストレスとうまく付き合いましょう」では、仕事の移動の疲れなどを吹き飛ばすため、ボクシングのジムでサンドバッグを４５分間、打ち続けて「心も体もスッキリ。あしたから頑張ろう！　と思う」と、意外なプライベートの一面も明かした。 　イベントでは、料理人の林裕人氏が考案した、野菜を多く、油・塩を少なくしたヘルシーメニューも紹介され、丘は寒天を使って冷たく食べられる「たこ焼かず」を試食。「めっちゃおいしい。不思議な食感。たこ焼きはもう、これでいい」と舌鼓を打った。 　丘は、２０２５年大阪・関西万博（来年４月１３日開幕）のステージに立つことも発表した。７月２５日にＥＸＰＯホールで行われるイベントに出演する。「なかなかできないこと。ありがたい」。祖母と父に電話で出演決定を報告すると、８８歳の祖母に「絶対行くから。健康づくりするね」と喜ばれ、「ファンの皆さんとも『万博会場で歌えたらいいね』と話をしていたので、夢がかなった」と笑顔を見せた。 　また、阪神ファンでもあり、「今年はめちゃくちゃ悔しかったですが、ＣＳも応援しますし、祝賀会で岡田（彰布）監督に『ありがとうござました』と伝えたいです」と、ＣＳ突破―２年連続日本一に期待した。