<春に舞う・センバツ選手紹介>/5 大阪桐蔭 岸本真生選手/履正社 森田大翔選手 /大阪
◆大阪桐蔭 ◇弟2人の存在に感謝 岸本真生(まうい)選手(2年) 昨秋の明治神宮大会1回戦第2打席で決勝点となる適時三塁打を放った。今冬は打率アップへ努力を重ねる。 自宅のテレビでは、よく阪神戦の中継が流れ、物心ついたころから野球好き。小学2年ごろに軟式野球を始め、5年生で「もっとうまくなりたい」と、厳しい練習で知られた硬式チームへ。心身ともに鍛えられ、「野球人生の原点」と話す。 大阪市福島区出身。2人の弟とはよくけんかしたが「大事な存在で感謝しきれない」。 ◆履正社 ◇森田大翔(はると)選手(2年) 「やって後悔」がモットー 昨秋の公式戦10試合で打率5割4分5厘、4本塁打、20打点は、レギュラーでチーム三冠王。昨夏の大会で打てなかったことが悔しい。「好機で打ち、人を元気づけたい」と、変化球への対応を改善するために、打撃フォームを見直している。 父も元野球選手。小学2年から軟式、中学から硬式球を握った。「やらない後悔より、やって後悔」がモットー。「考え方がいい」と、日本ハム・新庄剛志監督に憧れている。