人気コスプレイヤー×日本一のコンカフェ嬢が手掛ける“きせかえ人形”カフェ…関西初進出に意気込み「特別な空間を楽しんで」
コンセプトカフェ「Bisquedoll(ビスクドール)」を運営するesplanade(エスプラネード)は、初の大阪進出店舗となる「Bisquedoll OSAKA(ビスクドールオオサカ)」を2024年11月16日よりオープン。これを記念して、コンカフェの経営、プロデュース、制服デザイン、内装(空間演出)などで活躍する、新進気鋭の若手女性クリエイターを集めた記者発表会&トークショーが赤坂プリンスクラシックハウス(東京・千代田区)で開催。 【写真】ギャップ萌え?水着姿で集合写真「Bisquedoll」社員旅行2023(フィリピン・セブ島) “日本一のコンカフェ嬢”を決定する「全国コンカフェマップ」で1位に選ばれた人気コンカフェ嬢であり、コスプレイヤーとしても活躍。そのうえでさらに同店のオーナー兼社長も務めるチロルさんらが登壇し、「Bisquedoll」の取り組みや今後の展望についてのトークをくり広げた。 ■「Bisquedoll OSAKA」ならではの参加型企画も検討中 「Bisquedoll」は“きせかえ人形(コスプレイヤー)”がコンセプトのカフェで、2022年12月、新宿・歌舞伎町にてオープン。キャストがドール(人形)に扮する独自の空間演出と、多数のオリジナルメニューが好評を博し、国内はもちろん海外からも大勢のファンが訪れる人気店として知られている。 このたび発表のあった「Bisquedoll OSAKA」は大阪・道頓堀でオープンしており、大阪進出の意気込みを聞かれたチロルさんは「2年間、東京で培ってきたノウハウを活かした新店舗で、『Bisquedoll』の魅力やコンセプトをそのまま、大阪の方にも楽しんでいただけるようにしています」とコメント。 “大阪店ならではの魅力”については「制服や内装は1号店のコンセプトを踏襲していますが、『Bisquedoll OSAKA』ならではの要素もたくさんあるので、そちらも注目していただきたいポイントです。大阪ならではのトークスキルが高いキャストも揃っているので、『Bisquedoll』の新たな一面をお見せできることに今からワクワクしています」と話し、会場を沸かせた。 続いて、発表会後半に実施されたトークショーでは、姉妹店「Rozengarden(ローゼンガーデン)」の代表であり、「Bisquedoll OSAKA」ではプロデューサーを務めるmonaさんをはじめ、同店の制服デザインを手がける、アパレルブランド「HIDOLATRAL THEODOL(イドラタールテオドール)」のプロデューサー兼デザイナー・高嶺ヒナさん、モデル兼プロデューサーとして1号店のオープン前から関わってきたコスプレイヤーの白田まいさんらが登壇。 さらに、コンセプトカフェに特化したグラフィックデザインを行う、クリエイティブ・エージェンシー「BiBiデザイン」代表取締役の桃李さん、「Bisquedoll」キャストのヘアメイクを担当した美容師コスプレイヤーのKURUさん、スタジオ「七色より少しくすんだところ」を経営し、フォトブースなどの空間演出も手掛けるインスタレーション作家のSAKUさんらも加わり、大阪出店に伴うクリエイティブ制作の裏側や、拡大するコンカフェ業界特有のビジュアル、トレンド、シーンについて意見を交わす、トークセッションが行われた。 ちなみに「Bisquedoll」では、こちらの制服以外にも、キャスト全員が同じテーマのコスチュームで出勤する“衣装イベント”を定期的に行い、来客からリクエストのあった衣装で応対するサービスも実施しているという。(事前に衣装を確認し、キャスト側も了承した場合のみ実施) もちろんそれらの衣装も、きせかえ人形をモチーフにしたメインの制服と同じく、クオリティにこだわった仕上がりになっており、チロルさんいわく、「キャストにはコスプレイヤーとして活動している子も多いので、ひとりひとりが衣装に対して強いこだわりを持っています。そうして作り出した特別な空間で、楽しいひと時を過ごしていただけることが『Bisquedoll』の強みだと思っています」とのこと。 また、このたびの大阪進出に合わせて、「Bisquedoll」の魅力を発信する新たな企画も検討中……とのことで、そちらについても意見を聞かせてもらった。「月一のペースで、キャストのモチベーションの向上だったり、メイクや着こなしのクオリティアップを目的とした撮影会を行っているんですけど、いずれはお客様にも参加していただけるイベントとして実現したいなと考えています。大掛かりな機材は不要で、スマートフォンだけでも十分楽しんでいただける撮影会を開いたり、会場に来られない方にも現場の雰囲気を感じてもらえるよう、動画配信を行ったり……。やりたいことはいろいろあるので、そうした展開にも注目していただけるとうれしいです!」 取材・文=ソムタム田井