「ダブルショックみたいな記事になる」「そういう時にチームの底力見せ所ですから」 ソフトバンク小久保監督の一問一答
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2―1広島(31日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクが接戦を制し、連敗を2で止めた。8回に栗原陵矢が勝ち越しの左犠飛を放った。一方で、柳田悠岐が右ハムストリングを負傷し、途中交代した。小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。 ■感動の再会…元ソフトバンク戦士が古巣仲間とハグ【写真】 ―守り切っての勝利。 「守り切ってないですね。7回に勝負をかけたので、8回には勝負をかけられなかった。山川が多分、プロイチの速い走塁をしてくれたので勝ちこせましたね」 ―初回に1点を取り合って膠着(こうちゃく)状態が続いた。 「今日はほとんど試合を見ていなかったので。采配どころじゃなかった。柳田のことをどうしようかというところで。ほとんどゲームの内容を見ず、最後の7、8、9ぐらいはいろいろと考えましたけど、それ以外はあまり野球(試合)のことを考えていなかったです」 ―柳田の状態が心配。 「明日、病院に行くので。診断は明日発表になると思いますけどね」 ―試合中も気になっていた。 「試合は途中、見ていないですよ。いろいろとやることがあったので。別に今日で終わるわけじゃない。こうなった時に明日からどう立て直すか。明日から代わりはなかなか難しいでしょうからどれが一番オーダーとして得点ができるか。とりあえずこれから考えます」 ―ファームから昇格も。 「もちろん」 ―ある程度、長期化は覚悟。 「もちろん。そういう時にチームの底力見せ所ですから」 ―8回の攻撃。 「7回に勝負をかけて、バットにさえ当てれば1点入るところで三振、センターフライ。(8回に)松本裕がピンチをしのいだ後、回ってきたチャンスでね。栗原の状態が最近上がってきているので、山川がサード(ランナー)でヒヤヒヤしたでしょうけど、十分な犠牲フライでした」 ―代走は出せない。 「出せないです。その前に二人交代して、キャッチャーまで替えていた。あそこで仲田はいけないです。勝負は7回なので今日は。よく8回に勝ちこしました」 ―モイネロも好投。 「文句なしじゃないですか。ランナー三塁に背負ってもしっかり狙って三振取れる。ただベースカバーにいかなかったのはちょっとマイナスです」 ―連敗を止めた。 「今日、負けていたらダブルショックみたいな記事になるので良かったです」
西日本新聞社