ベティスは9日、CBディエゴ・ジョレンテの獲得を発表 [写真]=Getty Images

　ベティスは9日、リーズからCBディエゴ・ジョレンテを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年夏までの4年間となる。 【公式発表】ベティスがディエゴ・ジョレンテを獲得 　1993年8月16日生まれのD・ジョレンテは現在30歳。レアル・マドリードのカンテラ出身で、2013年6月にトップチームデビューを果たした後、ラージョ・バジェカーノ、マラガを経て、2017年夏にレアル・ソシエダに完全移籍で加入。ビルドアップ能力に秀でるセンターバックは早々に定位置を確保し、在籍3年でクラブ公式戦通算88試合に出場した。 　2020年夏には自身初となる国外挑戦としてリーズ移籍を決断する。シーズン序盤戦はケガで出遅れたものの、コンスタントに出場を続けると、2023年1月からはレンタル先のローマで活躍。同期間を1年間延長した2023－24シーズンは公式戦42試合でプレーした。また、2016年5月にデビューを飾ったスペイン代表では、通算10キャップを誇っている。 　なおスペイン紙『マルカ』によると、ローマは500万ユーロ（約8億8000万円）の買取オプションを持っていたものの、財政状況から行使できず、これを受けたベティスが325万ユーロ（約5億7000万円）の移籍金で交渉を成立させたとのこと。同選手は、GKアドリアンやMFマルク・ロカらに続く、今夏5人目の新戦力として迎え入れられる。