優秀賞13点が決まる 児童生徒らの科学作品展(千葉県)
夏休み中に子どもたちが取り組んだ科学作品や、科学論文を品評する「県児童生徒・教職員科学作品展」の、安房地区の審査会が17日、館山市北条の安房教育会館で開かれた。審査会に出品された203点のうち、13点が優秀賞に選ばれ、安房代表として県作品展に出品される。 県教育研究会安房支会理科教育部会が、科学教育の振興と科学技術を担う人材の育成などを目的に実施している。 生活科や理科の授業で学習した内容を応用して作る「科学工夫作品」に、小学生432点、中学生3点、身の回りの自然やものなどについて調べて論文にする「科学論文」には、小学生59点、中学生315点が寄せられた。 ▽着想が新しいか▽学習したことを発展させているか▽研究努力が積まれているか――などの観点で、審査員らは手に取って一人一人の作品や論文を品評していた。 優秀作品は、県での審査を受けた後、10月19、20日に千葉市の県総合教育センターで一般公開を予定している。 優秀賞受賞者は次のとおり。=敬称略
【科学工夫作品の部】
▽佐藤陽咲(北条小1)=とびだすぎゅうにゅうパック ▽斉藤慶(千倉小2)=おしておして魚つり ▽江渕由成(三芳小3)=動く魚ねぷた ▽松本悠正(東条小4)=くるくるメリーゴーランド ▽斉藤誠(千倉小5)=ふうーっと明るさ変化ボックス
【科学論文の部】
▽中田旭陽(三芳小3)=夏のうきうきわくわく大実験 ▽夏村洋平(北条小4)=あさがおのふしぎ発見!~日光と水と温度の関係~ ▽和泉杏樹(館山小4)=飛行機が翼で飛ぶ仕組み ▽須田朱音(館野小5)=稲のなぞ田んぼ以外でも稲は成長するのか ▽加藤柊(九重小5)=小学生でもお米は作れるか? ▽重田有希矢(那古小6)=電磁石のコイルの材料や芯材の違いによる磁力の違いとコイルに与える温度の違いによる磁力について調べる実験 ▽重田有佳里(館山一中2)=導線の温度によって光の強さは変わるのか。また、風力にも違いが出るのか。 ▽平野陽菜(館山一中2)=私の住む地域で拾った貝殻