なにわ男子のイベントは100件以上が10万円超で出品 STARTO社、不正転売で情報開示請求
STARTO ENTERTAINMENTは27日、契約タレントが出演するコンサートチケットを高額転売目的で出品する投稿について発信者情報開示請求をしたことを発表しました。 【画像】「STARTO ENTERTAINMENT」チケット高額転売で情報開示求める 公式サイトでSTARTO ENTERTAINMENTは「当社の契約タレントが出演するコンサートを主催している、株式会社ヤング・コミュニケーション(以下、『YC社』)において、『チケットジャム』(以下、『本件サイト』)の運営会社に対し、当社契約タレントのコンサートチケットを高額転売目的で出品する投稿について発信者情報開示請求をしたことをお知らせいたします。当社およびYC社は先月、別のチケット転売サイト運営会社に対し、プロバイダ責任制限法に基づいて発信者情報開示請求を行いました」と明かしました。 また、チケットリセールサイト・チケットジャムでは、契約タレントの出演イベントチケットの転売目的の出品総数が数千件確認されていたといい、例えばなにわ男子のイベントでは、調査時点で770件以上の出品があり、うち100件以上が10万円を超える価格で出品されていたといいます。 STARTO ENTERTAINMENTは「明らかに不正転売であると思われる出品161件について、YC社がプロバイダ責任制限法に基づいて開示請求を行いました」と公表。さらに「今回のYC社による請求にあたり、当社も全面的に協力してまいります。当社は、今後もより多くのファンの皆様が本来の価格でチケットをご購入いただけるよう、不正転売行為の撲滅に向けてYC社とともに必要な措置を講じていきます」としています。 また、STARTO ENTERTAINMENTは、9月5日にも『チケット流通センター』に対して発信者情報開示請求したことを発表していました。