テレビ解説の弁護士 橋下徹氏との共演にガチガチ「法曹界の異端児?」にしどろもどろ 反対意見語られ「ああ、う~ん」
カンテレ「LIVE コネクト!」が30日、放送され、松本人志が文芸春秋社を名誉毀損で訴えた事件の解説で出演した弁護士が、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏との共演にガチガチになった。 元裁判官の森島正彦弁護士は、少し顔を硬直させて、画面に登場した。キャスターの石井亮次が「橋下さんも弁護士で、橋下さんの前で大変、緊張されていると聞いております」と明かすと、「めちゃくちゃ緊張してます。大先輩ですので」とほおを赤らめた。 石井から「法曹界ではなかなかの異端児ですか?」と橋下氏の印象をツッコまれると、「はあ、あ、あの、」としどろもどろ。別の出演者が「言葉にできないところで察してあげないと」が石井に注意。橋下氏は「弁護士に嫌がられてますから」と自虐を語った。 その後は、堂々と自説を語った森島弁護士。松本側が、週刊文春で証言したA子さん、B子さんの特定を求め、文春側が回答を避けたことについて、「文春側の“ほころび”が見えてきた」と語った。 さらに、次回の弁論準備手続きが6月5日に決まったことに「遅い。松本さん側は社会的な評価を下げた報道をされたと言えば足りるんですけど、文春側はそれが違法ではなくなるために、公益性や真実、真実相当性があるというところが争点になる。だから、そこをきちんと文春側に主張してもらわないと、後の主張が小出しになるので、時間をたっぷり取ろうと裁判所は考えたのだろう」と、文春側の都合で2カ月後に設定されたのでは、と解説した。 しかし、橋下氏は「逆。松本さんの方に促してるんじゃないですか。(裁判所は)文春の記事について、どこまでが事実で、どこからが違うのか、ちゃんと言ってくださいということで、こういう時間になったのでは。だって、文春はあの記事で真実相当性について言っていると自信を持っていると」と、逆の意見を提示。森島氏が「ああ。う~ん」と思わず、納得してしまう場面もあった。