石川県・能登地方を襲った豪雨から10日目となる30日、復興を支援する「食」のイベントが、横浜市西区のホテルで開催されました。 およそ300人が集まった「アペリティフ2024食の祭典」は、1年に一度、横浜の名だたる有名店の料理人たちが、客に一口料理などをふるまうイベントです。 今回は収益金が能登半島に寄付されるほか、現地から、名産品も出店。 輪島市から来た「塩安漆器工房」はー。 塩安漆器工房・塩安眞一代表「これからよくなるよねと思っていた時に、大豪雨ということになった。それでも、われわれは今ここへ出てきた。 それは能登は死んでいないよというのを皆さんに知ってもらうためだと思っている」 震災でも被災したまちに、9月21日豪雨が襲い、店のすぐ手前の道路まで氾濫して川のようになった水が押し寄せました。 今も水害復旧作業が続いていますが、あと1カ月程度をめどに終えて、多くの人に観光で能登を訪れてほしいと呼びかけました。 塩安代表「『これからも能登をずっと見ていてね』と思う。 今だけじゃないから、これから何年も復興まで続くので。 先は長いので、『忘れないでね』っていうことです」 主催したNPO法人横浜ガストロノミ協議会・飯笹光男理事長「一人ひとりの力は小さいかもしれないがみんな集まれば大きな力になると思うので、「オール横浜」で、この体制を整えてこれからも支援を続けていきたい」