広島市、1週間当たりのインフル患者数が最多 1999年の統計開始以降で 感染対策徹底呼びかけ
広島市は7日、先月29日までの1週間のインフルエンザ患者数が1定点医療機関当たり59・39人となり、感染症法に基づく1999年の統計開始以降で最多になったと明らかにした。感染対策の徹底を呼びかけている。 市によると、前週(39・11人)から1・5倍、1カ月前から6・0倍となった。抽出した2医療機関のデータ(計483人分)によると、全員がA型だったという。 先月26日には広島県内全域にインフルエンザ警報が発表されている。市健康推進課は学校の冬休みが終わり、集団感染の懸念があるとし「せきエチケットや換気などを心がけてほしい」と呼びかけている。 このほか、新型コロナウイルスや感染性胃腸炎、マイコプラズマ肺炎なども増えたり、多い状況が続いたりしているという。
中国新聞社