【ロッテ】吉井監督、中村奨吾の二塁再挑戦直訴を歓迎「複数ポジションを守れる選手を多く作りたい」
ロッテの吉井理人監督が複数ポジション構想を明かし、中村奨吾の二塁再挑戦を歓迎した。今季三塁転向した中村奨が指揮官に二塁再挑戦を直訴していたことを先月28日に明かしており、吉井監督は「複数ポジションを守れる選手を多く作りたいと思っている。奨吾もそういうふうにいってくれたので、『やってください』と言ってます」と話した。 昨季は内野シャッフル構想を掲げ、遊撃だった藤岡裕大内野手が二塁に、二塁を守っていた中村奨が三塁にコンバートした。各ポジションの高い競争により、総合力アップも期待しており、「選手のためにもなると思う。競争して強いチームになってほしい。今年もそうですよ、毎年そう思ってます。ただ新しいポジションだったので、守らせなかったんですけど、できればオーダー組むのにいろんな守備位置守れる方がいいと思っている。一人複数ポジションはやっていきたいなと思います」と説明した。 今季は2年連続のAクラスとなる3位だったが、CSは第1ステージで敗退した。「固定メンバーができたら、それはそれでいいとは思う。けれども、こんなにメンバーがたくさんいて、みんながそれぞれ持ち味、いいものを持っている。その中でいいマリーンズを作っていければいい」。2005年以来20年ぶりとなるリーグVに向け、ベストを尽くす。
報知新聞社