カネロ、無敗ムンギアとのメキシコ人対決にKO宣言!「私は彼とは別次元だ」=5.5 世界4団体統一戦
5月4日(日本時間5日)米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナにて行われるプロボクシング[4団体統一世界スーパーミドル級タイトルマッチ]で対戦する、同級4団体統一世界王者のサウル・カネロ・アルバレス(33=メキシコ)と、挑戦者で現在WBC&WBO同級1位、元WBO世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(27=メキシコ)の記者会見が1日に行われ、カネロが「8RまでにKOする」と宣言した。 【フォト&動画】カネロの強烈な右がヒット!チャーロがダウン 4階級制覇を成し遂げ、現在のボクシング界を牽引するカネロ。昨年9月の前戦で、4団体統一世界S・ウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(米国)と対戦し、判定3-0で快勝した。今回の相手は同じくメキシコ出身の若き才能ムンギア。戦績43勝0敗34KOと無敗のチャレンジャーで、カネロであっても侮れない相手だ。 会見で、カネロは「戦いに向けて万全の調子だ。これまで以上に体調は良い。最高の試合になるはずだ」といい、続けて「今回は8RまでにKOで勝つつもりだ」と自信のKO宣言。 6歳年齢が下のムンギアについては「ムンギアが私より年下であっても、関係ない。経験も才能も知性も違う。私は彼とは別次元だ」と言い放った。 メキシコ人対決については「歴史的な、重要な戦いとなる。4本のベルトを掛けてメキシコ人同士が戦うんだ。これは自分が常に求めていることで、自分の足跡を残し、母国を高く掲げることに繋がる」と語った。 対するムンギアは「(カネロは)自分にとって、全面的に尊敬する人物だ。しかし、リングに上がれば、戦争だ。リスペクトの気持ちは捨て去る」といい、カネロのKO宣言に「私も同じメンタルで挑む。逆にKOするのは私だ。タフな戦いを想定しているが、最終的に私の手が上がるだろう」と勝利宣言した。 下馬評はカネロ優位だが、果たして、カネロがメキシコの新旧スター対決をKO決着で締めるのか、それとも無敗のムンギアの下克上なるか、注目の一戦だ。 なお、この一戦は、WOWOWが生放送する。