「印の付け方が甘かった」 鶴岡果恋が失格処分を受けコメント発表 明日開幕「サントリーレディス」も欠場へ
「嘘をつこうなどゴルフ人生で一度も思ったことも感じたこともありません」
◆国内女子プロゴルフ <ヨネックスレディス 5月31日~6月2日 ヨネックスカントリークラブ(新潟県) 6339ヤード・パー72> 【写真】「美人姉妹」のような菅沼菜々&鶴岡果恋のオフショットが公開された実際の投稿です
女子プロゴルファーの鶴岡果恋が自身のインスタグラムを更新。コメントを発表しました。
鶴岡は前週開催された国内女子ツアー「ヨネックスレディス」で9位に入っていたものの、最終日17番のスコアが実際は「6」(ダブルボギー)だったにもかかわらず、「4」(パー)と記入してスコアカードを提出していたことが判明し、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は4日に失格処分を発表。 これを受けて鶴岡は5日にアップした投稿で「関係者各位、ファンの皆様に多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます」と謝罪。そして、今回の経緯を以下のように説明しました。 「最終日、最終組で迎えた17番ホールにて、第一打目が右のOB方向へ行ったので、念の為暫定球を打つ選択をし、その場でボールに印を付けました。セカンド地点でボールをピックアップし、確認したところ、ティーイングエリアでマークした印が無かったので、本球だと自己判断し、第2打目としてプレーをしました」 「アテスト終了後、帰路の途中で協会より電話があり、今回ご指摘を受けた映像を自分でも確認したところ、私が打ったボールは暫定球だったことが判明しました」 また、「この時点で自分がティーイングエリアで付けたマークが消えてしまっていたという事を初めて認識し、印の付け方が甘かったことによるものだと、猛省をしている次第です」とつづり、さらに「自分自身つねに正直誠実にプレーしています。決して嘘をつこうなどゴルフ人生で一度も思ったことも感じたこともありません。ですがこの一件でそう感じさせてしまった事を深く反省しています」と続けた鶴岡。 最後に「いつも応援してくださる皆様、ゴルフ関係者の皆様、同伴競技者の方々にご迷惑をお掛けしましたことを、この場を借りて深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪を述べ、「二度と同じ事を繰り返さないように気を引き締めて、残りのシーズンを全力で頑張って参りますので、今までと変わらぬ応援をしてくださるとうれしいです」と記して投稿を締めくくりました。 なお、鶴岡は6日に開幕する「サントリーレディス」(兵庫県・六甲国際ゴルフ倶楽部)への出場が予定されていたものの、大会事務局は5日に欠場を発表。ウェイティングだったイ・ナリが、繰り上がりで出場することが合わせて発表されています。
鶴岡 果恋(つるおか・かれん)
1999年8月20日生まれ、神奈川県出身。2018年にプロテスト合格。同期の稲見萌寧とともに「黄金世代」「プラチナ世代」に挟まれた「狭間世代」と呼ばれている。2020-21年シーズンはメルセデス・ランキング55位で、翌年の前半戦出場権を獲得。23年シーズンは惜しくもシード権を逃す。明治安田生命所属。
e!Golf編集部