約500年続く「四角い土俵」の相撲大会 歴史受け継ぐ地元の子供たちが“がっぷり四つ”【岡山・勝央町】
岡山放送
全国で唯一とされる四角い土俵での相撲大会が岡山県勝央町で開かれ、2024年も地元の小学生たちが伝統の取り組みを楽しみました。 四角い土俵の上で小さな力士たちが熱い戦いを繰り広げます。岡山県勝央町で続くこの相撲大会は約500年前に、神社の奉納相撲として始まったとされ、今では勝央北小学校の子供たちがその伝統を受け継いでいます。 全校児童202人が学年ごと2組に分かれ対戦。4メートル四方の土俵の上でぶつかり合って投げたり押し出すなど全力で取り組みました。 (児童は…) 「なんで(四角なのか)不思議に思った」 「負けたけれど、全力を出せて良かった」 (保護者は…) 「(見ている)こちらも熱くなる。(地域の)活力になって良いと思う」 500年の歴史を誇る四角い土俵の相撲大会。勝央北小学校は相撲を体育の授業に取り入れていて、今後も地域の伝統を守り続けたいとしています。
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