松下洸平“牧野”、保健室卒業へ…感動のラスト&タイトル回収に「涙止まらん」「最高だった」の声<放課後カルテ>
松下洸平主演のドラマ「放課後カルテ」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Hulu・TVerでも配信)の最終話が12月21日に放送。生徒たちと牧野の卒業と成長が描かれ、X(旧Twitter)では「涙止まらん」「最高だった」といった投稿が相次ぎ、トレンド入りを果たした。 【写真】篠谷(森川葵)に相談する牧野(松下洸平) ■学校医が主人公の保健室ヒューマンドラマ 日生マユの同名漫画(講談社「BE・LOVE」所載)が原作の本作は、世代を超えて多くの読者から愛されている作品を初めてドラマ化。学校医として小学校に赴任してきた、文句ばかりで口も態度も大きい問題の小児科医・牧野(松下)が、鋭い観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す、保健室ヒューマンドラマとなっている。 ■真琴のケアを願い出る牧野 卒業式が近づくころ、保健室の牧野(松下)のもとに、来月産休から復帰する養護教諭・岩見(はいだしょうこ)が引き継ぎのあいさつにやってくる。そんな中、牧野が学校へ行く理由となった過去の患者・真琴(三浦綺羅)の様子を咲間(吉沢悠)に聞きに行った牧野は、真琴が胸の痛みを隠していることを知る。 真琴の様子から「身体症状症」と推察した牧野は「病院に行ったら帰れない」という思いが強すぎて本来は無いはずの痛みを感じてしまっているのではと話す。精神的な原因があるのではと考え、その「痛み」を取り除くのが自分の仕事だと、高崎(田辺誠一)に真琴のケアを願い出る。 後日、真琴の家に訪れ、父・貴之(塚本高史)に真琴の病気や治療方法について説明することに。牧野の真摯な姿を見て、亡くなった妻(大沢あかね)と真琴のことを話し始める貴之。真琴は母と交わした「元気でいてね」という約束に縛られてしまっているのだという。 どうにか真琴に、病院が死ぬ場所ではなく生きる場所だということを理解してもらえないか悩む牧野。そんな中、第八小学校が「150周年記念祭」の準備を行っていた。そこで牧野は真琴らを招待して、6年2組の人形劇で伝えようと考える。劇は無事に成功。「痛いときは助けてって言っていいんだよ」というせりふが真琴にもしっかりと届いたようだった。 帰宅後、涙をぽろぽろと流しながら「痛かった」「寂しかった」と貴之に伝える真琴。母の話題を避けていた隆之だったが、「お母さんのこといっぱい話そう」と妻の死を一緒に受け入れて真琴と前へ進もうとしていた。 ■感動のラストに「涙止まらん」 ついに卒業式当日、保健室には生徒一人一人の手形と牧野へのメッセージが書かれた一枚の大きな模造紙があった。それを見た牧野は「大きくなったな」とぽつり。生徒からの贈り物を手に、牧野は名残惜しそうに校舎を見つめ小学校を去っていく。牧野は、保健室に生徒一人一人の症状や経過を記したカルテを残していた。 大学病院に小児科医として戻った牧野は、子供に怖がられつつ日々診察に奮闘していた。子供たちには未来を見てほしい、そのために大人が子供を守るという意識に変わった牧野は、町の保健室として活動することに。誰かを救うために新たな一歩を踏み出すのだった。 たくさんの子供たちを救って保健室を卒業した牧野。感動の最終話にSNSでは「泣いたぁー」「爆泣き」「涙止まらん」「最高だった」「タイトル回収にも感動」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部