交通事故で教諭2人を懲戒処分 対向車線にはみ出し衝突する事故を起こした男性教諭を減給1カ月 車で右折中に自転車と接触して被害者の状況の確認や通報せずその場を離れた男性教諭は戒告 埼玉県教委
埼玉県教育委員会は19日、交通事故を起こしたとして、越生町立中学校の男性教諭(28)を減給1カ月、白岡市立中学校の男性教諭(30)を戒告のいずれも懲戒処分にした。 交通事故が発生した坂戸市と蓮田市の位置【写真3枚】
越生の男性教諭は4月1日午後4時ごろ、坂戸市北大塚の路上で、乗用車を運転中に不注意で対向車線にはみ出し、男性が運転する乗用車と衝突。男性に約3カ月を要する腸間膜損傷などのけがを、男性の同乗者の女性に約8週間を要する椎体(ついたい)骨折などのけがを負わせた。教諭は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で罰金70万円の略式命令を受けた。 白岡の男性教諭は昨年9月23日午後0時半ごろ、乗用車で蓮田市馬込1丁目の交差点を右折中に、自転車で走行中の女性と接触。1週間程度の擦り傷を負わせ、被害者の状況の確認や通報を行うことなく、その場を離れた。