どんな効果があるか知ってる? 強風からライダーを守る風防とは
風を防ぐスクリーンにはどのような種類があり、選ぶ際に抑えておくべきポイントは?
サイズが大きくなるほどスクリーンの効果は高くなりますが、高すぎると目線の邪魔になったり風の抵抗を受けやすくなったりして安全走行に影響が出るため、自分のスタイルに合わせて選ぶことが求められます。
たとえばしっかりと雨風をしのぎたい場合は、大きめのロングサイズのスクリーンがオススメ。ハンドル部分にスマートフォンやナビを取り付けている場合でも、それらの機器をカバーできるため急に雨が降ってきても安心です。ただしロングサイズは防風効果が高いですが、雨の日は水滴がついて視界が悪くなりやすい点には注意が必要です。 視界を確保しながら雨風もある程度しのぎたいという人は、目線よりも下の高さのミドルサイズ以下のスクリーンがオススメ。なお風防は大きな風圧を受けたり、飛び石があたっても割れない程度のしっかりした材質のものを選ぶ必要があります。 さらに、スクリーンの色も重要なポイントです。基本のクリアのほか、スモークタイプやミラータイプなどさまざまな色がついた風防が販売されていますが、夜間にバイクを運転することが多い人がスモークタイプを選ぶと、視界が暗くなって見にくくなってしまいがち。
ミドルタイプ以下の風防で視野を妨げないようであれば問題ありませんが、ロングタイプを取り付ける場合は、安全性を考えて慎重に選びたいところです。 なお、取り付け位置が目線の高さまであるスクリーンについては、可視透過率が25%以上でなければ保安基準に適合しません。そのため、購入するときは車検に対応した製品であることを確認することも重要です。 ※ ※ ※ バイクを運転していて「疲れやすくなったな」と感じたら、それは走行中の風圧が影響しているかもしれません。スクリーンは、運転時の風の抵抗を抑えて疲れを軽減してくれる優れたアイテムです。その効果を試したことがない人は、自分にぴったりのスクリーンを見つけて快適なツーリングを楽しんでみるのもよいかもしれません。
Peacock Blue K.K.