国民・榛葉賀津也氏「どの顔だと次の衆院選乗り切れるかばかり」自民総裁選巡る駆け引きに
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は３日の記者会見で、自民党内で次期総裁選を巡る駆け引きが活発化している状況について「どの顔だと次の衆院選を乗り切れるとか、新しい表紙をどう作るかとか、岸田文雄首相（党総裁）では勝てないとか、自民党がどう選挙乗り切るかとか、そんな話ばかりだ」と苦言を呈した。 【画像】次期衆院選での「政党議席予測」（5月27日時点） その上で、「政治とカネの問題を自ら明らかにして、原因究明することが本当の改革刷新だ。それから逃げておいて、どの新しい顔なら選挙に勝てるかは全く論点が違う」と述べ、自民に対して派閥パーティー収入不記載事件の原因究明を求めた。 「日本の危機を救うためにどうするのか、大局に立った総裁選でないと。経済、教育、安全保障、年金、どうやってもう一度強い国家を取り戻すのかという時に、どの顔なら衆院選乗り切れる程度の話で政局をやってもらっては、自民党があまりに小さくなっていると感じる」とも語った。
