初の“ヨーロッパ出身落語家”三遊亭好青年が考える「住みやすいまち」とは?
◆未来にまちを残すために必要なことは?
好青年さんは、8ヵ国語を話す国際派落語家・三遊亭竜楽さんとのユニット「めにかる(メニーカルチャーズの略)」を2022年1月に結成しています。活動内容について伺うと、「竜楽師匠はヨーロッパ、私は日本を見たときのいろいろな文化の違いなどを話したり、落語も、例えば、フランスに行ったら竜楽師匠がフランス語で披露したり、いろいろな言葉でおこなっています」と好青年さん。 また、落語やワークショップなどを通じて、江戸川区が推進している“多文化共生”について考えたり、SDGs活動もおこなっています。さらに、2024年夏からは、イギリス、フランス、スウェーデンを回って、落語をおこなう海外ツアーを計画中とのことです。 コーナータイトルに含まれている「2100年」には、いま生まれた子どもたちが平均寿命を迎える頃にも“住みやすい江戸川区を持続的に残す”という思いが込められています。そこで、れなちが「国をまたいで活動されている好青年さんが考える『住みやすいまち』とは何ですか?」と質問。 これに対し、好青年さんは、現在住んでいる江戸川区について、「江戸川区は住みやすいですね。なんとなく静かで(時間が)ゆったりしている感じがすごく好き」と言及します。 日本全体に目を向けると、快適で便利に暮らせることが魅力的な一方で、1人あたりのプラスチックごみの量が、アメリカに次いで世界で2番目に多い点に注目。住みやすいまちを続けていくため、今の便利さを犠牲にしないままプラスチックごみを減らす方法を見つける必要があると考え、「世界を未来の子どものために残したいです」と力を込めます。 このコメントに、れなちは「専門家が考えていても、ちょっとずつしか進んでいませんから、もっと早く、解決策を見つけていかなければいけないなと思いますね」と感じ入っていました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」12月18日(月)放送より)