"相棒"と二人三脚でつかんだパリ五輪 岐阜の期待背負う新星とカヌー界のレジェンド
3カ月半に迫るパリ五輪。すでに、夢舞台の切符を掴み取った地元アスリートたち。彼らには、二人三脚で歩んできた相棒がいました。 【動画】パリ五輪内定選手の"相棒"たち 金色の入ったこだわりの帯に、エッフェル塔のミニチュアを持って成人式の前撮りをする20歳。 パリ五輪金メダル大本命、四日市市出身、レスリングの藤波朱理選手。 現在133連勝中!中学2年から1度も負けていないんです。 無類の強さを誇る彼女には、欠かせない相棒がいます。父でコーチの俊一さん。 「親が先生で子どもが選手だと、厳しくやらされているイメージがあるが、特に厳しくされることもなく、だからこそ自分が好きで、ここまでレスリングをやってこられたし、そういった部分はすごく感謝しています」(藤波朱理選手)
4歳から二人三脚
4歳から二人三脚で歩み続けること16年。 ついに、夢舞台のチケットを掴み取りました。 パリ五輪代表に内定した時の気持ちは── 「やっと実現した。生まれた時はこういう形の理想を描いていなかったですね。レスリングをさせることや、五輪を目指すことは考えもしませんでしたね」(父 俊一さん) 「パリ五輪は今の自分にとって、夢の舞台というより、金メダルを獲得してたくさんの人に、恩返しをする場所だと思っているので、パリ五輪では絶対に優勝して、勇気や感動を与えられる選手になりたいなと思います」(藤波選手)
恩師との絆が五輪への道を切り開く
こちらも五輪初出場。岐阜県羽島市出身、アーチェリーの斉藤史弥選手。 去年、初めての世界選手権でいきなり団体銅メダルを獲得しました。 一躍、パリ五輪のメダル候補に駆け上がった19歳。その相棒は── 去年卒業した母校・大垣西高校の本間隼人先生。 「指導者なんですけど、友達の方が強い」(斉藤史弥選手) 「親友を超えた友達かもしれないです」(本間隼人先生) 立場を超えて、とっても仲良し。泣いて笑って共に歩んだ5年間。 恩師との絆が五輪への道を切り開きました。 3月、メ~テレ『ドデスカ!+』に生出演した斉藤選手。夢舞台での活躍を誓いました。 「金メダルを目指して頑張りたいので、五輪までの残りの日数、練習を大切にして頑張りたいと思います」(斉藤選手) Q.また報告しに来てくれませんか(濱田隼アナ) 「もちろんお願いします。最高の色のメダルを持って来ます」(斉藤選手)