【陸上】女子200mでトマスが22秒08の今季世界最高 16歳のウィルソンが400mで45秒19
3月27から30日、米国・テキサス州オースティンでテキサスリレーが開催され、ブダペスト世界選手権女子200m銀メダルのG.トマス(米国)が22秒08(+1.2)の今季世界最高をマークした。100mでは追い風参考ながら10秒88(+2.2)をマークし、公認の自己記録を上回った。トーマスは現在27歳。200mでは東京五輪でも銅メダルを獲得しており、世界歴代4位(21秒60)の自己記録を持っている。 【動画】16歳にして400m45秒19をマークしたウィルソンの走りをチェック また、この大会の女子4×200mリレーではドーハ世界選手権200m金メダルのD.アッシャー・スミス(英国)と今年の世界室内60m金メダルのJ.アルフレッド(セントルシア)、R.アデレケ(アイルランド)とL-T.トーマス(ジャマイカ)がインターナショナルチームを編成して1分27秒05の好記録を叩き出した。そのほか女子円盤投では東京五輪金メダリストのV.オールマン(米国)が67m98で今シーズンを開幕した。 29日、30日の両日、米国・フロリダ州ゲインズビルで開催されたフロリダリレーでは、オレゴン世界選手権400mハードル金メダルのA.ドス・サントス(ブラジル)が400mに出場し45秒25だった。男子100m大学の部ではF.O.T.アッシュ(ナイジェリア)が9秒99(+0.7)をマーク。男子400m高校の部では16歳のQ.ウィルソン(米国)がU18世界歴代5位の45秒19を記録している。
月陸編集部